731年(天平3年)、行基の指導により農業用のため池として昆陽池が作られた。1968年(昭和43年)に伊丹市が公園化。後の工事で、さらに拡張し今の形になった。白鳥が自然放養されているほか、冬には3000羽を越えるカモやカモメなど渡り鳥の飛来する関西屈指の野鳥の楽園として知られている。池の中ほどに日本列島を模した人工島があり、大阪空港を離陸した直後の飛行機の窓からその形を間近に望むことができる。近年、池の周囲に植林されている樹木に営巣する鳥による糞害が問題となり、無料で傘の貸し出しを行っている。同公園内には伊丹市昆虫館もある。