筑豊本線(ちくほうほんせん)

筑豊本線(ちくほうほんせん)は、福岡県北九州市若松区の若松駅から福岡県筑紫野市の原田駅に至る九州旅客鉄道(JR九州)の鉄道路線(地方交通線)である。全線が福岡近郊区間に含まれる。
長らく非電化路線で、ラッシュ時輸送のために客車列車が設定されたり、都市間輸送強化のため高性能な気動車が投入されてきたが、2001年に全体の半分以上の区間が電化され電車が走るようになった。電化を機に短絡線と篠栗線を含めた黒崎 - 直方 - 桂川 - 博多間には福北ゆたか線(ふくほくゆたかせん)、若松 - 折尾間には若松線(わかまつせん)、桂川 - 原田間には原田線(はるだせん)の愛称がつけられている。
折尾駅の東水巻側から分岐して鹿児島本線の黒崎駅方面に通じる短絡線があり、黒崎駅および門司港駅方面との直通列車が通る。この短絡線上にある折尾駅ホームの南側に鹿児島本線と筑豊本線の境界点がある。石炭輸送が盛んであった頃は炭鉱などに通じる多くの貨物支線を有していたが、現在はすべて廃止されている。直方市・飯塚市などの市町から北九州市・福岡市などとの通勤・通学路線となっている。
北部九州地区の乗車カードであるワイワイカードが若松駅、二島駅 - 直方駅、新飯塚駅、飯塚駅、桂川駅、原田駅で使用できる。


(2008/08 原田駅) 国鉄キハ31形気動車 EOS-kissX/SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC


(2008/08 原田駅) ユニークなJR九州817系電車の内装 EOS-kissX/SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC


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